寝る前のスマホが不調の原因?デジタルデトックスで得られる4つのすごい効果とは?
たくさん寝ても眠い、最近イライラすることが増えた…など、プチ不調を抱えている人が増えています。
疲れているとミスが増えたり、落ち込みやすくなったりしてさらに仕事が辛くなってしまうでしょう。
この記事では、寝る前のスマホの影響と、デジタルデトックスの効果について紹介します。
スマホは便利ですが、依存しすぎてしまうと様々な悪影響をおよぼす場合があります。
ネガティブな発言が増えた、寝ても疲れが取れない方は、寝る前のスマホが原因の可能性がありますのでぜひチェックしてみてください。
・最近いくら寝ても眠い、疲れがとれない
・特に興味はないのに、暇になるとスマホでSNSやニュースサイトを見てしまう
・寝つきが悪いor眠りが浅くなった気がする
そもそもデジタルデトックスって?
デジタルデトックスとは、スマホやパソコンなどのデジタルデバイスを離れ、現実世界でのコミュニケーションや自然を楽しむことです。
通勤中や家にいるときにスマホを使う時間を減らすことで、四季の変化を感じたり、新しい発見があったりなど、スマホでは得られない多くのポジティブな効果を体験できます。
スマホやパソコンは非常に便利な一方で、知らないうちに情報に振り回されてしまうことも多いです。
そのため、最近ではデジタルデトックスでスマホやパソコンと適度な距離を保つことが重要視されてきています。
特に寝る直前のスマホ使用は、睡眠やメンタルへの影響が大きいので、寝る前だけでもデジタルデトックスすることでかなり効果があります。
デジタルデトックスのやり方は、スマホの機能やアプリを使って使用できる時間帯に制限を設ける、「休日の午前中は使用しない」などの使わない時間・場所を決めるなど、様々です。
ここでは、寝る1時間前はスマホ等を使わないデジタルデトックスによる効果を紹介します。
寝る前のデジタルデトックスで得られる4つのすごい効果
寝る前のデジタルデトックスで得られる効果は、以下の通りです。
・脳が元気になる
・睡眠の質がアップする
・首や肩のコリ、目の疲れ改善
・自分の時間が増える
脳が元気になる
SNSやニュースアプリなどは、個人の興味や関心に合わせて情報を表示してくれますが、これによって脳の覚醒・興奮状態が長時間続いてしまいます。
スマホから得られる情報は魅力的ですが、入ってくる情報量が多いことで脳が疲れてしまったり、自律神経が乱れてしまったりしてメンタルが悪化しやすくなります。
また寝る直前にネガティブな情報を得てしまうと、無意識に嫌な情報が脳にインプットされ、翌日までマイナスな感情を引きずってしまうことが分かっています。
寝る前までスマホを使うことで、脳の働きが低下する上に、前日の嫌な気持ちを翌朝に引きずる…想像しただけでも仕事や生活にいい影響はないことが分かります。
私はデジタルデトックス開始3日目で家族から「デトックス前と比べてかなりポジティブになったよね。」と言われました。
自分では気付いていなかったのですが、物事のネガティブな側面ばかり見ていたそうです(笑)。
確かに実践前は頭の回転がにぶく、判断力が低下しているな、という日が長いこと続いていたのですが、実践後は例えるなら霧が晴れて視界が開けたような感覚で、メンタルも良い感じです。
睡眠の質がアップする
スマホやパソコンなどのデジタル機器の液晶からは、「ブルーライト」と呼ばれる光が出ています。
ブルーライトは、太陽光にも含まれている非常に強いエネルギーを持つ光で、夜ブルーライトを浴びると、脳が「今は昼だ」と勘違いし、睡眠を促すホルモンの分泌を抑制してしまいます。
結果として寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりして、「いくら寝ても眠い」、「夜中に目が覚める」などといった不調が出やすくなります。
私がデジタルデトックスで最も効果を感じたのは睡眠の質アップです。
今までは朝目覚ましが鳴っても起きられないので、寝坊しないように5分おきに目覚ましを設定していたのですが(笑)、開始初日から目覚めの良さを実感しました。
開始3日目以降は目覚ましが鳴る前に自然に目が覚め、なおかつ寝起き直後も身体が軽いです。
また、ブルーライトはスマホやパソコンなどのデジタル機器以外に、LED照明にも含まれています。
そのため寝る時間が近づいたら照明の灯りを落としたり、コンビニなどの明るい場所へ行くのを控えたりするとより効果がアップします。
どうしても難しい場合はブルーライトカット効果のあるメガネや画面フィルターを使用すると良いでしょう。
首や肩のコリ、目の疲れ改善
スマホやパソコンの画面に集中するあまり、首が前に突き出てしまったり(スマホ首)、肩が前に出てきてしまったり(巻き肩)など、姿勢が悪くなることによって首や肩がこってしまいます。
さらに、悪い姿勢になることで胸部が圧迫されて呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなると、充分な酸素が身体に行きわたらなくなって身体のコリが解消されにくくなったり、自律神経が乱れたりしてしまう原因にもなります。
また、近くの画面を集中して見続けることで目のピントを合わせる筋肉に疲労が溜まってしまったり、まばたきの回数が減りやすくなって、ドライアイになりやすくなったりもします。
寝る前の使用を控えるのはもちろんですが、日中パソコンなどを見る場合も、意識的にまばたきの回数を増やしたり、30~1時間ごとに遠くを見るようにしたりなど、普段から目や首に負担をかけないようにするのも大切です。
自分の時間が増える
スマホやパソコンの使用を控えることで、必然的に自由に使える時間が増えます。
私の場合は寝る1~2時間前にスマホ断ちをするので、毎日1時間以上は自由な時間が増えることになります。
デジタルデトックス開始直後は、正直やることがなくて暇に感じるほどでした(笑)。
ですが、スマホから離れて「自分らしくいられる時間」を持つことで、以前と比べてリラックスして過ごすことができています。
職場や家庭でやるべきことをこなす中で、寝る前の時間が貴重なリラックスタイムです。
今思うと、そのような貴重なプライベート時間でさえもスマホからの情報で一喜一憂していました。
誰かのコメントに流されず、自分がやりたいことを自分のためだけに使う時間ほど贅沢なものはないとしみじみ感じています。
もちろん夜間なのでできることは限られますが、ゆったり過ごすことで良い意味で時間が長く感じますし、時間の経過とともに心が穏やかになってゆくのを感じるのはとても心地良いです。
「1日がすぐ終わる」、「やりたいことがあるのにできない!」とお悩みの方は、もしかしたらスマホを使用している時間が長すぎる可能性もあります。
スマホの機能やアプリを使えば、1日のスマホ使用時間を簡単に調べることができますので、まずは自分がどのように時間を使っているかを確かめてみると良いでしょう。