職場の陰湿な人に『あること』をすれば手玉に取れる!?粘着社員の心理と対策12選
学校や職場など、どこにでもいる陰湿な人。
一見いい人そうに見えるのがまた嫌らしいところで、周りが気づかないところで嫌がらせをするのは人として本当に最低です。
この記事では、私が職場の粘着社員を撃退した経験をもとに、陰湿な人の心理と対策方法を紹介します。
あなたが職場の陰湿な人なんかに傷つけられる筋合いはありません。
心を強く持ち、陰湿な人への対策をとって以前までの穏やかな生活をとり戻しましょう。
・職場の陰湿な人の粘着被害にあっていて、毎日辛い…
・職場の陰湿な人と上手くやっていく方法が知りたい
・陰湿な人のターゲットにならない方法も知りたいな
職場の陰湿な人の心理とは?
職場の陰湿な人の心理は、以下の通りです。
・プライドが高い
・承認欲求が強い
・自分が一番
・自分に自信がない
・他人の才能や幸せを素直に喜べない
プライドが高い
陰湿な人はプライドが高いです。
「人からよく思われたい」、「周りに負けたくない」、「自分が正しい」…など、周りからどう見られているかをいつも気にしています。
そのため、自分のダメな部分や弱いところを見せることを極度に嫌い、常に自分優位でいたいと考えているので人に譲ったり、謝ったりするのが苦手です。
承認欲求が強い
承認欲求とは、周りから「認められたい」、「受け入れてもらいたい」と感じることです。
誰もがもっている基本的な欲求ですが、陰湿な人は他の人と比べて度合いが強い傾向があります。
また承認欲求と似ている言葉で「自己顕示欲」がありますが、自己顕示欲は「自分で自分をすごいと認めている」のに対し、承認欲求は、「自分に自信がないから評価してほしい」という違いがあります。
他の人の手を借りないと満足できないなんて、本当にめんどくさいですし迷惑です。
自分が一番
陰湿な人は、どんなときも「自分が一番」です。
そのため、自分を良く見せるために他人を踏み台にしたり、人のせいにしたりといったことを平気でします。
ついさっきまで「同じ仲間として一緒に頑張ろう!」と言っていたのに、偉い人が来たらすぐ仲間を売るのは陰湿な人あるあるでしょう。
自分に自信がない
「承認欲求」でもお伝えしましたが、陰湿な人は自信満々なように見えて、実は自分に自信がありません。
自分に自信がないからこそ周りから認めてもらいたいし、自分を大きく見せたい。
もともとプライドが高いということもあり、自分のコンプレックスや弱みを他の人に見られたくない、変に思われたら嫌だ、という思いが強いので、あらゆる手段をつくして自分を守ろうとするのです。
他の人に認めてもらうなどして依存することでしか満たされないなんて、なんだかかわいそうです。
他人の才能や幸せを素直に喜べない
陰湿な人は、自分に満足しておらず、幸せを感じていません。
そのため、優秀な人や幸せな人を見ると自分と比べてしまい、「あの人だって私と変わらないのに…」、「私の方があの人より優れているのにどうして…」と、許せないのです。
また、陰湿な人が自分の幸せを感じる基準は、「周りと比べて自分はどうか」です。
相手の状態が自分よりも下だと思えば素直に喜べますが、自分よりも相手が上だと感じたら喜べません。
つまり、幸せや満足を得られるのは他人次第なので、常に自分より下の人を作るために人を貶めたり、悪口を言ったりするのです。
陰湿な人の対策いろいろ
実際に陰湿な人に効果があった対策は以下の通りです。
・能力をつける
・幸せそうにする
・距離をおく
・徹底的に尊敬の念を示す
・礼儀正しく常識的なふるまいをする
・自分の話をしない
・仲間をつくる
能力をつける
陰湿な人の対策として最も有効なのは、自分のスキルを磨くことです。
陰湿な人に嫌がらせされると、仕事も家のことも何もかもやる気がなくなってしまいますが、それでは相手の思うつぼです。
少し時間はかかるかもしれませんが、資格を取ったり、副業でスキルアップしたりすることで自分に自信を持てるようになりますし、自然と職場での評価も上がるはずです。
それでも何か言われるかもしれませんが、しょせんは負け犬の遠吠えです。
周りから見ても、努力して頑張っている人に対するただの妬みなのは明白ですので、何か言う度に自滅していくはずです。
何も悪くないあなたが嫌がらせを受けて嫌な気持ちにならないといけないのは、どう考えてもおかしいです。
圧倒的な力の差を見せつけて、何も言わせない、これが最も有効でスマートな仕返し方法でもあります。
今は辛くても決して自分を見失わず、あなたのためになることに時間を使いましょう。
幸せそうにする
陰湿な人の弱点は他人の幸せです。
そのため、嫌がらせを受けても気にせず、ニコニコ幸せそうに振る舞いましょう。
相手が先輩や上司の場合は立場が上ということもあって、怖くてなかなか実践が難しいと感じるかもしれません。
ですが、陰湿な人は相手が不幸になったり悲しんだりするのを見ることで満足感を感じるので、あなたが落ち込めば落ち込むほど、相手を喜ばせることになってしまいます。
また陰湿な人は自分で幸せを得られないので、あなたをいじめる→満足感を得る→またいじめる…という負のスパイラルになってしまいますので、勇気を出して断ち切ることが大切です。
陰湿な人は、相手の反応がいまいちだと「いじめがいのない人」と感じて別のターゲットへ移りますので、何か言われたら、努めてノーダメージを装って「面白くない人」と思ってもらえたら勝ちです。
距離をおく
可能であれば、陰湿な人とは距離をおきましょう。
今まで職場で10接点があったとしたら、明日から8や7に減らし、最終的には半分くらいにするなど、少しずつ物理的な距離を減らせると被害をかなり減らすことができます。
ただ、陰湿な人は粘着質で依存心が強い人が多いので、職場にいる間はずっとくっついてくる…という場合もあるでしょう。
あなたが今、本当に困っていて、なおかつ相手との関係が大切でないと感じているのであれば、相手にどう思われようと距離をおいて良いと思います。
私も気が弱く、陰湿な人から依存されやすいのでよく分かるのですが、相手に遠慮してもあなたの身を削るだけですし、何も変わりません。
大切なのは、あなたはどうしたいのか、です。
周りも相手のヤバさを理解していて、いざというときに頼りにできる仲間がいる状況であれば、あなたが窮地に陥ることはまずないので大丈夫です。
嫌な目にあっていても相手を気にかけられるあなたはとても素敵な方です。
ですが、あなたが精神的にしんどいのであれば、相手のことよりもまず、あなた自身のことを大切にしてあげてください。
徹底的に尊敬の念を示す
相手が上司や先輩、接点がそこまでない人の場合は特に有効です。
陰湿な人はとにかく誰かから褒められ、認められるのが大好きですので、表面上うまくやり過ごすにはもってこいです。
ただし、相手が同じ部署の同僚など、接点が多い場合は注意が必要です。
褒めて相手が満足して完結すれば良いですが、あなたを自分より格下に見始めるとやっかいです。
陰湿な人は、優しい人や自分を認めてくれる相手に依存しやすい特徴があるので、褒めれば褒めるほど、あなたにべったりになってしまう可能性もあるのです。
そのため、相手を褒める場合は相手の立場に注意することが大切です。
礼儀正しく常識的なふるまいをする
陰湿なタイプの人は、周りの人の落ち度や付け入る隙を常に狙っているので、少しでも弱みを見せるとすぐ悪い噂を流されてしまいます。
そのため、陰湿な人の前では特に「良い人キャラ」でいることを心掛けましょう。
笑顔で挨拶をしたり、誰にでも分け隔てなく対応したりするなど、いつも「良い人」でいれば、相手の付け入る隙も減らせます。
また、あなたが周りから「良い人」という評価を得ることで、何か起きても自然に周りが味方してくれます。
陰湿な人は、集団の中での立ち位置に敏感ですので、嫌がらせをする相手の立場のこともよく観察しています。
あなたが周りから信頼され、落ち度がない人、だと思われればあまり寄って来なくなりますので、ぜひ周りの目も利用してみてください。
自分の話をしない
陰湿な人は、常に自分より下の人や不幸な人のネタを探しているので、噂や悪口が大好きです。
ふと話したことが、相手を刺激したり、噂話のネタにされたりしてはたまりませんので、プライベートのことはなるべく話さない方が無難です。
私も、隠れ地雷の女性に話したことが、全然知らない場所にまで知れ渡っていてとても嫌な思いをしたことがあります。
話の内容自体は話されても問題ないものでしたが、相手の女性のやり口がとても嫌で、それ以来、相手から質問されても自分の話をするのは一切やめました(笑)。
仲間をつくる
職場内に、あなたが信頼できるネットワークを作っておくといざというときに安心です。
仲間をたくさん作って、嫌なあの人の包囲網を作ってしまうのです。
私は以前、ほぼ二人きりの部署で陰湿な人と働いていたことがあり、数え切れないくらい嫌がらせを受けました。
仕事中はずっと相手と一緒ですので、意識して他の部署の人と仲良くするようにし、仲間を増やすことで自分のメンタルを保っていました。
ある時、日々の嫌がらせが積もり積もって私が我慢できなくなって「お願いなのでそういうことやめてもらえませんか」と控えめに伝えたら、相手が泣きながら上司に内線で「帰って良いですか」とか言い出す修羅場になってしまいました(笑)。
帰りたいのは私の方なのだが(怒)。
その後ごたごたは少しあったのですが、仲間を作っておいたおかげで、陰湿な人が見事に孤立→その後仕事で別の問題を起こして退職となり、一件落着となりました。
嫌がらせを受けると、言いようのない嫌な気持ちになって、「今の状況を変えるなんて無理…」と考えてしまいやすいですが、諦めたら負けです。
1人でもいいので、陰湿な人のことを相談できる人を社内に作りましょう。
そして少しずつ、時間をかけて仲間を増やしていけば必ずあなたの力になってくれるはずです。
まとめ
陰湿な人は一見良い人に見えるので、部署異動などで接点が増えて初めて「え…」となることも多いです。
知らずにハマってしまえば、粘着沼に落ちてメンタルが消耗してしまいます。
嫌がらせしてくる相手に対して何とか仕返ししてやりたくなりますが、何の準備もなく、感情に任せて態度に出すのは得策ではありません。
陰湿な人はめんどくさい性格ですが、その分利用しやすくもあるので、ここは大人らしく、スマートにやり返しましょう。
あなたのスキルをアップさせたり、周りに味方を増やしたり、様々な方法で外堀を埋めて、相手に対して勝者の余裕を見せつけてやるのです。