【保存版】メンタル弱くて仕事ができない私を劇的に変えた3つの対策とは?

周りがコソコソ話していると自分の悪口を言われているとネガティブに感じているハト君のイラスト

「私は会社から必要とされてないのかも…。」、「○○さん、絶対私のこと嫌ってるよな…。」メンタルが弱いと、仕事や人間関係で苦労することが多いでしょう。

かくいう私も仕事で些細なことで傷つき、「生きづらさ」を感じている軟弱メンタルの持ち主です。

この記事では、メンタルが弱くて仕事が続かなかった私を変えた対策を紹介します。

メンタル弱い=仕事できないのは間違いで、きちんと対策できれば「生きづらさ」を減らすことができます。

私の経験が、あなたの参考になれば幸いです。

こんな方におすすめ

・些細なことで落ち込みやすく、仕事に支障が出ることがある
・自分のメンタルの弱さを改善したい
・メンタルが不調になる度に転職したい衝動に駆られる

自分で自分を「ごきげんな状態」にできるようにする

元々メンタルが弱い人にとって大切なのは、メンタルを強くするのではなく、できるだけ調子がいい状態をキープすることです。

あなたが「辛い」と思ったときに、自分の気持ちを上げられる手段が分かっていれば、メンタルの不調を長引かせなくて済みますし、その分落ち着いて行動できるでしょう。

ハト君

確かに、自分のメンタルの元気さがキープできれば、メンタルが強くなくても何とかなりそう!

私が実践した中で、特に効果を感じられたのは以下の3つです。

・自分の思考を客観的に考える癖を付ける
・思ったより人は自分に注目していない
・小さな成功体験を重ねて自分に自信をもつ

自分の思考を客観的にとらえる癖を付ける

■職場のある人に挨拶をしたが返事が返ってこなかった→「私は職場のみんなから嫌われている…」

■私は社交的な同期と比べて大人しく、引っ込み思案な性格だ→「職場で浮いている気がする…」

■仕事でミスをした→「私はいつも失敗ばかりしている…」

仕事やプライベートなどで、このような体験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。

これは、ひとつのネガティブな出来事をきっかけに「いつも、何もかもうまくいっていない」と拡大解釈する、心理学用語で「過度の一般化」と呼ばれている現象です。

もちろん、この考え方は人間にとって悪いことばかりではなく
■熊は危険な動物だ、絶対に近づいてはいけない→近寄って襲われた人間がいる
■この種類のキノコは毒キノコだ、絶対に食べてはいけない→以前食べた仲間が死んでしまった

など、動物や自然などの危険から身を守る上でとても大切な感覚でもあります。

ですが「以前そうだったから」という限定的な事例だけで、「絶対そうなるに決まっている」、「すべてそうだ」と決めつけてしまうことは、誤った解釈につながりかねないので注意が必要です。

そのため、「私はいつもこうだ」、「みんなそう思っているに決まっている」などといった言葉が思い浮かぶ人は、


「それは客観性があるのか?」
「いつも同じ結果になると本当に言えるのだろうか?」


と、一呼吸おいて考えてみることが大切です。

先ほどの事例を再度あげると、以下のように修正できます。

■職場のある人に挨拶をしたが返事が返ってこなかった→「私は職場のみんなから嫌われている…」

⇒『本当にそうなのか?相手がイヤホンをしていたり、自分の声が小さかったりした可能性もある。それに昨日はあの人と楽しく話したじゃないか。』

周囲はそう思っていなくても、自分で悪い方に決めつけてしまって自分を苦しめていることは意外と多いです。

自分の癖を直すのはなかなか時間がかかることではありますが、努力すれば必ず直せます。

まずはネガティブな気持ちになったとき、「本当に?」と、自分の考えにツッコミを入れてみることから始めてみましょう。

思ったより人は自分に注目していない

私もそうなのですが、常に自分のやることすべてが注目されているように感じて疲れる、という方もいるでしょう。

特に仕事で失敗してしまったり、漠然と不安な気持ちを抱えたりしている時はいつも以上に人から見られ、批判されているように感じるものです。

こうした気持ちになりやすい人は、「他人は思っているよりも自分に注目していない」という視点を持つと楽になれます。

あなたが他人のことをどれくらい気にしているか考えてみると分かりやすいです。

例えば隣のデスクの同僚が今日どれくらい失敗をしたか覚えているでしょうか。

もし同僚の失敗を覚えていたとしても、あなたに関係があることがほとんどで、あなたに影響がないことであれば大したことではない、と考えるはずです。

誰にとっても、「自分が一番大切」で、自分に関係のないことは覚えてないことがほとんどです。

今後あなたが仕事でミスしてしまった時は、一旦ほかの人に置き換えて自分自身を客観的に見てみましょう。

自分を客観視する癖がつくことで、少しずつ他人の目が気にならなくなってくるはずです。

小さな成功体験を重ねて自分に自信をもつ

メンタルを良好に保つためには、一つでもいいので、自分に自信を持てることを見つけるのも大切です。

自信が持てるもの、と言うとものすごいことをしないといけないと感じてしまうかもしれませんが、趣味や運動、毎日の日課など、どんなことでも良いです。

どんな内容か、よりも続けることが大切で、日々達成感や成功体験を積み重ねることが力となり、自信となるのです。

そのため、始めのうちは「毎日寝る前に本を5ページ読む」や「週2回筋トレする」など、簡単&達成が目に見える目標を設定すると続けやすいでしょう。

以前の私は、自己肯定感が低く、いつも他人を羨んでばかりでした。

ですが趣味で始めたマラソンを続けたことで、自分に自信をもつことができ、「自分は自分、他人は他人」と、周囲に振り回されない考え方ができるようになりました。

マラソンを始めるまではこれといった趣味や得意分野がなく、「自分は何をしてもだめだ」と、卑屈になっていました。

ですがマラソンという「軸」ができることで「私だってやればできる」と、自分を肯定できるようになったのです。

ダイエットや筋トレ、絵の上達など、何事も効果が出るまでにはそれなりに時間がかかりますが、努力して続けた「経験」は裏切りません。

どんなことでも良いので、あなたが興味を持てるものを少しずつ始めてみましょう。

自分の考え方しだいである程度世界は変えられる

メンタルが弱い人は、辛さや痛みをたくさん知っているからこそ他人に優しくしたり、気づかったりできる良さがあります。

そんなあなたの優しさにたくさんの人が助けられていることでしょう。

ですが、あなたの身を削ってばかりでは疲れ果ててしまいますので、自分を犠牲にしたり、責めたりするのではなく、できるだけ一定の精神状態を保てるように対策することが大切です。

自分でメンタルを上手くコントロールできるようになれば、職場での生きづらさや居心地の悪さを減らし、もっと楽に生きることができるはずです。