無気力、憂鬱で仕事を辞めても解決にならない!?無気力解消に大切な●●とは?
仕事を続けていると、ある日突然やる気がなくなり、何もかも嫌になってしまうこともあるでしょう。
特に、仕事以外のストレスも多い現代社会ではなおさらです。
この記事では、私が無気力で仕事を辞めたいと感じた時に実践して効果があった対処法を紹介します。
無気力は心のSOSですが、根本的な原因を解消しないかぎり、ただ辞めてもあまり効果的ではありません。
穏やかに過ごせる毎日を手に入れるためには、あなたに合った解決策を見つけることが大切です。
・以前と比べて仕事のモチベーションが低くなってしまった
・急に仕事に対して無気力になってしまって毎日が辛い
・今の仕事にやる気が出ないのでもう辞めたいと考えている
無気力解消に最も大切なのは「セルフコントロール術」を見つけること
●やる気がでないのは今の仕事のせい…
●転職すればやる気が出せる
●仕事に飽きたから違う仕事へ転職したいな
仕事を続けていると、必ずと言っていいほど「無気力」や「憂鬱」な気持ちになることがあります。
そして仕事に対してやる気が出ない時期に嫌なことが重なると、本当に辛くて辞めたい気持ちにもなるでしょう。
ですがどのような仕事にも大変なことはつきものです。
一時の感情に任せて転職しても、時間が経てばまた同じような悩みや別の悩みが出てきて「辛い」と感じる可能性はありますので、ある程度自分を良い状態にできるようにコントロールできるようになることが大切なのです。
もちろん、仕事内容や職場環境が酷い場合は休職や転職を最優先にすべきですが、今まで仕事をそれなりに楽しめていた、やりがいを感じることもあった方の場合は特にセルフコントロール方法を見つけることが大切です。
効果が出やすいセルフコントロール方法
仕事に無気力だった私が実践して、効果を感じた方法は以下の通りです。
・休む
・定期的に運動する
・ストレスの原因をつきとめる
・失敗しても自分を責めない
・毎日の楽しみをつくる
休む
最もてっとり早く、最短で効果が出しやすのが「休む」ことです。
今までできていたことや楽しかったことが急にやりたくない、面白くないと感じるのは間違いなく心のSOSサインです。
ここで「これくらいで疲れていてはだめだ」「甘えてはいけない」と、無理をしてしまうと一気に悪化してしまう可能性もありますので、疲れに気付いた段階で早めに対処するのが大切です。
特に最近では、仕事以外のストレスも非常に多いです。
社会が変化する真っ只中の現在、新しい環境に適応するために普段以上に疲れやすくなっていますので、いつも以上にあなたの身体を大切にすべきです。
定期的に運動する
「ストレス解消には運動が効果的」などとよく言われますが、本当です。
私は運動を取り入れるようになってから人生が180度変わったと言っても過言ではありません。
大学を卒業するまでは
●自分に自信がなくて他人と比べてばかり
●超根暗
●自分の容姿や体型がコンプレックス
●メンタル弱すぎて仕事にならない
といった、真面目だけが取り柄の人間でしたが、定期的に運動するようになってから自分を受け入れられるようになり、仕事や人間関係のストレスも上手く解消することができています。
運動で得られる効果の詳細はここでは省きますが、運動することで幸せや快感を得られるホルモンが分泌されることで、気持ちが前向きになることが科学的に証明されています。
ストレスの原因をつきとめる
辛い・しんどい=仕事が原因、と安易に決めつけてはいけません。
確かに仕事も大変ですが、根本的な原因が別にある可能性もありますので、しっかり見極めることが大切です。
私の場合を例にあげますと
●季節の変わり目
●雨が降る前後
●ホルモンバランスのサイクル
●苦手な季節
などの、仕事以外の要素で気分が落ち込むことも多いことが分かりました。
私は、自分が疲れやすい原因が分かるまでは「気持ちが落ち込むのはすべて仕事のせい!」と考えており、実際に転職したこともあります。
ですが、私の場合は定期的に落ち込みやすい時期があるので、転職しても根本的な解決にはなっていなかったのです。
このように、仕事が原因と思っていても、実は別の原因によって仕事でやる気が出ないこともあります。
あなたの気分が落ち込む原因が分かれば、転職先での失敗も防ぐことができますので、今後のためにも振り返っておいて損はありません。
失敗しても自分を責めない
ストレスを減らすためには、仕事の失敗を引きずらない工夫も大切です。
特に真面目な人に多いのですが、仕事の失敗についてあれこれクヨクヨ考えたり、落ち込んだりするのはメンタル的には良くありません。
私も完璧主義な性格なので、仕事でミスする度に落ち込むのはすごくよく分かります。
ですが、失敗したことについてあれこれ悩んでも、起きてしまった事実を変えることはできません。
私が失敗した時は「失敗した事実は変えられない」と強く意識すると同時、同じ失敗を繰りかえさないための対策を考えることに集中するようにしています。
失敗したことに動揺して悩んでも時間と心を消耗するだけですが、気持ちを切りかえて、失敗した原因と対策について考えることができれば、未来の失敗を減らせますし、気持ちも少し楽になります。
自分の考え方を変えるのは少し時間がかかりますが、意識して取り組めば必ず成果は出ます。
失敗する度に仕事を辞めたくなるくらい悩んでしまうという方はぜひ実践してみてください。
毎日の楽しみをつくる
あなたのストレスを解消できることを毎日作るのも大切です。
無気力さが悪化すると、悪い意味での「無の境地」になってしまうのが怖いところで、自分が好きなことや興味があるものさえ分からなくなってしまいやすいです。
そのため、毎日少しの時間でも良いので「自分らしくいられる時間」、「自分だけに使える時間」を確保しましょう。
また、家に帰ったあとの楽しみがあれば、仕事で嫌なことがあっても「○○するために頑張ろう」と前向きに考えやすくなりますので、仕事中のストレスも減らせます。
現在は新しい生活様式によって、以前と比べて制約が多くなってしまいましたが、新たな趣味を見つけるチャンスでもあります。
興味の幅が広がることで、思いがけない成長や発見につながることもありますので、インターネットやSNSを活用して、あなただけの楽しみをぜひ探してみてください。
何をしても楽しくない、改善しない場合は無理せず専門医へ行くこと
・急に涙が出てくる
・以前楽しいと思っていたことが楽しくない
・最近笑うことが減った
・以前と比べて過食or小食になった
・いくら寝ても眠いor眠れない
・好物を食べても美味しいと感じない
上記のような症状が出ており、どのような対処法を試しても効果が出ない場合は無理せず専門医を受診してください。
私は過去にうつ病で心療内科にかかったことがあるのですが、実際に受診して「自分の状態を受け入れる」ことがメンタル回復の第一歩だったと感じています。
精神も身体と同じで風邪をひくことはあります。
メンタルの不調で病院へ行くのは恥ずかしいことでも、ダメなことでもありませんし、むしろ自分を大切にする上でとても大切なことだと感じています。
もしどうしても心療内科や精神科は抵抗がある…、という場合は、職場の産業医やかかりつけ医に相談し、身体の異常がなければ紹介状を書いてもらうと良いでしょう。
まとめ
仕事のやる気が出ない=怠けや甘えと考えてしまいがちですが、精神的・肉体的な疲れが原因であることも多いので、軽く考えるのは禁物です。
少しでもあなた自身の疲れを感じたら、休みをとったり、趣味の時間を作ったりしてリフレッシュしましょう。
また、ストレスの元=仕事とは限りませんので、ストレスの原因をしっかりと見極めることも大切です。
あなたにとって苦手なシチュエーションや譲れない要素が分かれば、辛さを解決する糸口となるはずです。